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東京スポーツ映画大賞授賞式レポート

2014.02.25 松井香奈枝



日時:2014年2月23日 16:00〜18:30
場所:東京プリンスホテル プロビデンスホール

2月23日、ビートたけしが審査委員長を務める「第23回東京スポーツ映画大賞」および「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が、港区の東京プリンスホテルで行われた。

第23回東京スポーツ映画大賞
作品賞:『舟を編む』
監督賞:是枝裕和監督(『そして父になる』)
主演男優賞:松田龍平(『舟を編む』)
主演女優賞:真木よう子(『さよなら渓谷』)
助演男優賞:リリー・フランキー(『そして父になる』『凶悪』)
助演女優賞:二階堂ふみ(『地獄でなぜ悪い』『四十九日のレシピ』)(欠席/ビデオメッセージ)
新人賞:黒木華(『舟を編む』『草原の椅子』)
特別賞:宮崎駿(欠席)、宮藤官九郎
特別作品賞:『47RONIN』
外国作品賞:『ゼロ・グラビティ』

第14回ビートたけしのエンターテインメント賞
特別賞:タモリ(欠席/ビデオメッセージ)
話題賞:みのもんた(欠席/ビデオメッセージ)、板東英二
日本芸能大賞:千鳥、ウーマンラッシュアワー(欠席)、流れ星、テンダラー、ロバート(秋山竜次のみ欠席)
世界お笑い大賞:タムサンカ・ジャンティ氏(欠席/南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領追悼式で話題になった手話通訳)
特別芸能賞:藤山新太郎、林家正楽

 司会:ガナルカナル・タカさん、江口ともみさん。

ビートたけし審査委員長挨拶よりスタート。
「俺はあがってきたのに賞をあげているだけだけど、いろいろな映画祭から審査してもらって、日本一まっとうな賞だとおもうよ。(日本)アカデミー賞とか順番にやってるだけだろ。次は松竹か?」と最初から毒舌コメントにタカさんが遮る場面も。

 スケジュールの関係上、エンターテイメント賞より発表。
千鳥、流れ星、テンダラー、ロバート(秋山竜次のみ欠席)ウーマンラッシュアワー(欠席)が受賞。

 千鳥、流れ星が漫才を披露。
昨年の受賞者からは、「本当にウケない会場だから気をつけろ」 とアドバイスされていたそうだが、受賞者含め大爆笑のステージで会場の雰囲気が和んだ。

 続いて、第23回東京スポーツ映画大賞受賞式に移る。
会場の大型ビジョンに審査を努めた各団体の名称が映し出される。

 新人賞より表彰。黒木華さん。
ここで、「目立たない配役ながらもスクリーンで大きくなる存在感」と、とよはしまちなかスロータウン映画祭他、多くの映画祭から評価をあつめた。との、受賞コメントが読み上げられた。
どうどうと審査委員長の毒舌コメントを流す華さんはさすがの貫禄。

 つづいて、主演女優賞の真木よう子さん。
「こんなに楽しい会場ですばらしい賞をもらえて幸せです」とコメント。
真木さんはスケジュールの関係上ここで退席。

 つぎは作品賞。「ゼロ・グラビティ」。ワーナーの担当者の方が出席。
その前にたけし審査委員長がさんざん「訳の分からない映画」と評していたので、苦笑いでの登壇。

たけし審査委員長は飛行機内で見たそうで、意味が分からなかったとのコメント。受賞者は「4年の歳月をかけて入念にリアルさを追求した映画です。ぜひ映画館の大画面で見てください」とコメントした。

 続いて、リリーフランキーさん。
父親と殺人鬼という正反対の役柄を普通のテンションで演じ分けたところが評された。

「昔『サブカルのカリスマ』でもサブじゃ駄目だろう。とたけしさんに言われていたことをずっと覚えていて、メジャーな作品にも関われるようになり、このようなサブカル最高峰の賞をとれてうれしく思います。」とコメント。

 二階堂ふみさんは残念ながら欠席。ビデオメッセージが流された。
たけし審査委員長は、「地獄でなぜ悪いって、あー、園子温のやつか。
あいつは本当に生意気で…。(中略)でもこの女優さんは監督に泣かされながらがんばったんだな、えらいよ。」とコメント。

 主演男優賞、松田龍平さん。
「舟を編む」での演技が圧倒的な指示を受け受賞とのこと。
「このような賞をいただきありがとうございます。たけしさんに会いたかったのですごくうれしいです。」と「御法度」での共演エピソードなどを披露。

 つづいて、工藤官九郎さん。
「僕何で受賞したのか分かんないですけど…」と言いつつ、「キッズリターン」に出演していた時のエピソードなどを披露。審査委員長は、その時はクドカンの才能を見いだせなかったと悔やむ姿を見せつつ「今が映画界の過渡期なのかも。これからも頑張ってください」と激励した。

 監督賞は「そして父になる」是枝監督。
この賞の常連ながら、「こんなに楽しい授賞式は初めて」と楽しそうに受賞の喜びをコメントした。

審査委員長は「実際の(取り違え)事件がその後おこっちゃったのがまずかったけど、映画はすばらしい」とべた褒め。映画監督同士の善き関係を垣間見せた。

 最後は作品賞。「舟を編む」から石井監督の代理の方が登壇。
「松田さんや黒木さんとこの賞を一緒に受賞できて本当にうれしいです。ありがとうございます。」とコメント。

たけし委員長からも総評。自身の映画制作にかける思いや、大島渚監督のエピソードなど、熱いコメントで締めくくった。

 エンターテイメント賞の続きとして特別芸能賞、藤山新太郎さんの奇術「蝶のからかい」と林家正楽さんの「紙切り」が披露される。珍しい古典芸能に会場から驚きと感嘆の声。

その後、話題賞、世界お笑い大賞の発表。出席者は板東英二氏のみ。植毛で脱税疑惑という受賞内容だが紳士的に笑いに変えて受賞を喜んだ。

 期待されたタモリさんはやはり欠席。
代わりにビデオレターにて「ありがとうございます。たけしさんこれからはお互いをほめ合いましょう」とメッセージ。

 最後の集合写真。
いつにも増してたけし審査委員長の毒舌が冴える表彰式だったそうだが、始終楽しい授賞式であった。
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