

監督:小津安二郎
出演:笠智衆、原節子、杉村春子
山村聡、香川京子
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1953年・136分/提供:まきやす
昨年、生誕100年を迎えた“世界のオヅ”こと小津安二郎監督作品、スロータウン映画祭にて待望の上映。今回は数多い作品のなかから投票で上映作を決定。尾道から東京へ、そして熱海を経て再び尾道へ。この老夫婦の最後の旅の中に「親子とはなんだろう?」という命題が織りこまれていく。どのシーンも気が遠くなるほど美しい。この静寂とした美意識は、ジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』などなど、時代を経て数多くの映画に投影されている。
上映日
■10月30日=13:25〜
■10月31日=10:30〜 16:40〜 |
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監督:黒木和雄
出演:柄本佑、小田エリカ
原田芳雄、香川照之
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2003年・118分/提供:豊橋鉄道
終戦直前の夏。舞台は宮崎県の農村。空襲で親友を見殺しにした心労から病気になり休学している15歳の少年を中心に、戦争に翻弄される人々の姿を映し出す。なぜ生き残り、なぜ死に、なぜ戦うのか?戦渦の人々の内なる苦悩や悲しみはいまなお戦争の消えない現代に通じる普遍的なものである。だからこそ平和への思いを込めて、今この映画を贈ります。
2003年 キネマ旬報邦画第1位。
上映日
■11月6日=14:00〜
■11月7日=10:30〜 16:50〜 |


監督:中江裕司
出演:西田尚美、平良とみ
登川誠仁
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1999年・92分/提供:オーギヤグループ
「私があなたに惚れたのはちょうど十九の春でした。」沖縄は粟国島を舞台にしたおばぁの純愛物語。平良とみ扮するナビィおばぁの若き日の恋愛を中心に、その孫娘と本土から来た青年との恋、そして彼らを優しく見まもるナビィの夫の姿が描かれる。美しい島の風景と、沖縄民謡を中心にケルト民謡、オペラ等々の多様な音楽がこの物語を彩り、泣き、笑い、歌い、踊れること間違いなし!
2000年 キネマ旬報邦画第2位。
上映日
■11月13日=13:05〜
■11月14日=10:30〜 15:30〜 |

監督:井上梅次
出演:石原裕次郎、北原三枝
岡田真澄 |
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1957年・100分/提供:ヤマサちくわ
昭和30年代から多くの人々に愛されたスーパースター、石原裕次郎のイメージを決定的にした作品で、日本映画界の最盛期に製作された日活映画。総天然色・シネマスコープでのアクション有り、唄有り、ジャズ有り、恋有りの娯楽作品。豊橋公開は実に45年ぶりとなる。裕次郎・北原三枝のコンビと当時のファッション、車などの風俗を観るのもお楽しみ。人気ジャズシンガー笈田敏夫が共演していて裕次郎とドラム合戦を展開する。66年に渡哲也、83年に近藤真彦と2度のリメイクがあり、各時代の人気スターが演じている。
上映日
■11月20日=12:55〜
■11月21日=10:30〜 15:30〜
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<映画祭2004レポート>
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