ここが見所

嘘八百 京町ロワイヤル(2020年/武正晴監督)
大河への道(2022年/中西健二監督)

矢作勝義

実行委員会 理事
(公財)豊橋文化振興財団 芸術文化プロデューサー

毎回オープニングイベントに日本映画界を代表する映画俳優の方にお越し頂いていますが、「第21回とよはしまちなかスロータウン映画祭」のオープニングゲストには俳優の中井貴一さんをお招きして主演作2本の上映とトークで幕開けします。

中井貴一さんは、日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を受賞、日本映画界の名優としてその存在は大きく近年は映画製作や企画にも参加されてTVや映画に大活躍されておられます。

最初の映画は「嘘八百 京町ロワイヤル」。日本中のお宝ファンやコメデイファンを笑いと感動の渦に巻き込んだ「嘘八百」の続編で、京都を舞台に古美術商と陶芸家コンビが千利休の弟子で武将茶人である古田織部の茶器をめぐっての大騒動を描く。年の初めにふさわしい開運招福お宝コメデイとして中井貴一さんの軽妙な演技が魅力的な作品となっています。2023年1月6日にはシリーズ最新作「嘘八百 なにわ夢の陣」が全国公開される。

2本目は落語家・立川志の輔による新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」原作の映画化で中井貴一さんが立川志の輔師匠に直接交渉し、自らも企画に参加して製作された「大河への道」。中井貴一さんら主要キャストが各々1人2役を務め、現代を舞台に展開の大河ドラマ制作プロジェクトの行方と、200年前の伊能忠敬による日本地図完成に隠された感動秘話を描き出す歴史発見エンターテインメント。豊橋出身の俳優・平田満さんも出演されている中井貴一さん自薦作品をお楽しみ下さい。

まちなかで人々が集い、楽しみ、交流する、そんな空間としての「スロータウン映画祭」、皆様のご来場をお待ちしております。


上映日/2023年1月29日(日)11:50〜
協賛=サーラグループ



嘘八百 京町ロワイヤル



大河への道