ここが見所
決戦は日曜日（2021年／坂下雄一郎監督）
ある男（2022年／石川慶監督）
矢作勝義
実行委員会 理事
（公財）豊橋文化振興財団 芸術文化プロデューサー
窪田正孝さんは、朝ドラ「エール」で豊橋へもロケで来られていて、出演された「ある男」では第46回日本アカデミー最優秀助演男優賞をはじめ多くの映画賞を受賞、TVや映画に大活躍されておられます。また石川慶監督は地元豊橋出身、演出された「ある男」が第46回日本アカデミー賞最優秀監督賞や作品賞など8部門を受賞されるという快挙を成し遂げました。これまでスロータウン映画祭でも「蜜蜂と遠雷」など4作品を上映しています。
最初の映画は「決戦は日曜日」。衆議院選挙をめぐり父親に替わり立候補する長女と秘書の奮闘と選挙活動の行方をシニカルに描く社会派コメデイ。年の初めにふさわしいコメデイとして宮沢りえさんと窪田正孝さんの軽妙な演技が魅力的な作品となっています。
2本目は「ある男」。芥川賞作家平野啓一郎原作のベストセラーの映画化で「愛」と「過去」をめぐり窪田正孝さんが「ある男」を演じ、妻夫木聡・安藤サクラ・清野菜名・仲野太賀・真木よう子など豪華キャストで描く感動ヒューマンミステリーです。原作の持つ世界を石川慶監督がどのように描くかを是非スクリーンでお楽しみ下さい。映画の後でのお二人のトークで更に映画の魅力を深めて頂けることでしょう。
まちなかで人々が集い、楽しみ、交流する、そんな空間としての「スロータウン映画祭」、皆様のご来場をお待ちしております。
上映日／2024年1月21日（日）12:00〜
協賛＝サーラグループ