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1/7(土) 豊橋市制110周年記念 特別企画 樹木希林 新春シネマ&トーク 〜スローな映画と人生〜 を開催しました。


前売券は1週間で完売。当日は、開演前から大勢の方にご来場いただき、約800名収容の穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールは満員御礼。
新春を彩る華やかな幕開けとなりました。
トークショーに先駆け、前回の映画祭で入場を制限するほど多くの方に来場いただいた大人気の「あん」を上映。

映画上映前の説明中に事務局長の石川が「ただいま樹木希林さんは、お一人で新幹線に乗り、豊橋へ向かっております!」と述べますと、会場は万雷の拍手。
観客全員が希林さんの登場を心待ちにしている暖かい光景がみられました。

舞台上:樹木希林さんのファンで、その映画から着想を得たという「Lacle Florists」さん作のステージ花。
希林さんの華やかさと暖かさを素敵に盛り上げてくれました。

続いて、豊橋では初公開となるドキュメンタリー映画「神宮希林わたしの神様」を上映し、その後、お待ちかねのトーク・ショーが始まりました。

舞台を端から端まで歩き、客席に向って丁寧に頭を下げる希林さん。ちゃんと歩ける所を見せていますと、軽くカマしながらご着席。そして、写真はどんどん撮ってください、録音も動画も気にしませんから!と。これには客席もどよめき、すかさずアチコチからスマホが掲げられました。時代の進化に柔軟に対応する昂然たる姿勢の感じられた瞬間でした。

撮影のエピソードなどをたっぷり語り、途中「あん」のコスチュームを着用するサービスぶりも。ご自身の生き方や信条、家族のこと、病気のことなどを、時に笑いを取りつつ、終始率直に語っていただきました。会場からの質問にも気さくに答え、その人柄と話しぶりに満員の観客が魅了される、心温まるトーク・ショーとなりました。





終演後も、にこやかでフレンドリーに、そして楽しそうに過ごしていただきました。
最後はお約束の全員集合、ハイ、いいね!!

撮影:満田康一さん、山下将司さん