私の親愛なるフーバオ(2024年/シム・ヒュンジュン、トーマス・コー監督)
2020年に韓国で初めて生まれたジャイアントパンダ、フーバオと飼育員たちの1354日間の軌跡を記録したドキュメンタリー。
2016年に韓国に来たジャイアントパンダのアイバオとローバオとの間に生まれたフーバオ。「幸せを与える宝物(福宝)」という名の通り、コロナ禍で多くの人々に癒しと慰めを与えた。4歳になる2024年、中国への返還を控えファンが悲しみに暮れるなか、飼育員たちは中国行きの準備を粛々と進めていくが、別れが近づくにつれ、その心は揺れはじめる。韓国で「フーバオのおじいちゃん」として知られるカン・チョルウォン飼育員、陽気なムードメーカーのソン・ヨングァン飼育員らを中心に、飼育員たちのあふれる愛と葛藤に焦点を当てる―
日本でも和歌山県のアドベンチャーワールドのジャイアントパンダ4頭が2025年6月に返還されました。国内では上野動物園の双子のパンダだけとなり、その2頭も2026年1月に返還期限を迎えます。これは、中国国外で生まれたパンダは繫殖適齢期の4歳頃に返還することがワシントン条約で決められているためです。パンダ外交という言葉がありますが、ソン・ヨングァン飼育員は、人々が動物園を訪れる理由として「動物は混乱した人間社会から離れた場所にいる。動物を見ることで愛や喜び、幸せを感じられる」と語ります。
この映画で、動物に、そして飼育員に会いたくなった方は、豊橋市総合動植物公園「のんほいパーク」へ訪れてみてはいかがでしょうか。
上映日/2026年2月14日(日)13:10〜
協賛=豊橋信用金庫