2月19日(日) 南壽(なす)あさ子 デビュー10周年記念Special 弾き唄いワンマンライブin 豊橋 ~心暖(こはる)日和~を開催しました。
開催日:2023年2月19日(日)
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
透明感ある佇まいと歌声を持つ稀有なシンガーソングライターである南壽(なす)あさ子さん。メジャーデビュー10周年の記念すべき幕開けとして、満を持して豊橋でのワンマンライブを開催。スタインウェイのフルコンサートピアノを駆使する南壽さんの演奏、歌唱にキーボーディストの清野雄翔さんのサポートを受け繊細かつダイナミックなワンマンライブは幕開けを迎えた。
オープニング「冬の旅人」で一瞬にして会場の空気が静謐と成る。続いて「On My Way」「勿忘草の待つ丘」たおやかな歌声が会場を満たす。MCを挟み、親交の有る元はっぴいえんどの細野晴臣さん、鈴木茂さん等の名曲「しんしんしん」をカバー。その両大御所とのセッションも話題となった「カシュカシュ」へ。冬を想起する両曲~映画「おかあさんの被爆ピアノ」主題歌「時の環」のリリカルな旋律が来場者の心に染み入り「あなたがいる」「鉄塔」では大きな手拍子と共に会場に和やかさが増す。
ライブも中盤に差し掛かり、伴奏を清野さんに託して、中央椅子に座した南壽さんは「涙のシルエット」をしっとり歌唱。インディーズデビューにして代表曲の「フランネル」~最新曲「あじき路地」へ。そして記念すべきメジャーデビュー曲「わたしのノスタルジア」を万感の想いを以って歌唱の後、深々と一礼し一旦降壇。
すぐさま巻き起こったアンコールに応えて、再登壇した南壽さん。ステムデータを併用しての「幸せの途中」。恒久的平和を願っての「flora」では会場を揺るがすほどの手拍子が巻き起こった。大トリはピアノソロによる「星の瞳」。万雷の拍手が会場を包む。終演後、今回特別に設けた撮影タイムは名残を惜しむかの如し。退場される皆さまの満足気な笑顔。ご来場のおひとりおひとりにとって心暖まる、心に残る多幸感に満ちた音楽ライブとなった。
とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会 企画理事・望月直秀
撮影タイム
望月直秀(とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会企画理事)
撮影:満田康一・寺部浩章
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