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豊橋ふるさと大使で豊橋市政施行100周年記念映画「早咲きの花」の監督をされた菅原浩志監督の新作「カムイのうた」の上映と監督による舞台挨拶が行われました。

この映画は大正期のアイヌ民族の苦難の歴史を題材にしたものですが、菅原監督からは、差別や編見は過去のものではなく現在も続いているものであり、本作品の撮影では通常では感じられない苦労があったなどと話されました。

会場には、本作品のキャメラマンである上野彰吾さんもサプライズで来場され、菅原監督から紹介されると会場からは大きな拍手が起こりました。 質問コーナーでは、映画に関することだけでなく、JR飯田線の建設に貢献したアイヌ民族出身の測量技師、川村カネト氏に関する質問があるなど、映画を通じてアイヌ民族の歴史に関心が寄せられている様子が伺えました。

上映終了後に行われた菅原監督によるサイン会では、アイヌ民族にルーツを持つ方が涙ながらに感謝の言葉を監督にかけるなど、大変意義のある上映となりました。