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開催日：2020年2月22日（土）18：50〜
会場：穂の国とよはし芸術劇場PLAT　アートスペース

「緊急“追加”企画」での上映

一昨年、昨年と連続でお呼びした地元豊橋出身の石川慶監督の最新作『蜜蜂と遠雷』を上映し、また同作品にご出演された、同じく豊橋出身の平田満さんをゲストにお迎えしました。

映画『蜜蜂と遠雷』は昨年10月に公開され、石川監督の作品としては初めて豊橋でも劇場公開されました。また昨年年末から今年にかけて多くの映画賞（毎日映画コンクール作品賞・監督賞、山路ふみ子映画賞、報知映画賞作品賞、日本アカデミー賞優秀作品賞他）を総嘗めし、高い評価を受けている作品でもあります。

昨年、今回の映画祭にこの企画を組み込もうと動きましたが、劇場公開されて日が浅かったこともあり、なかなか配給会社の許可が降りず、結果として今回も「緊急“追加”企画」という形態での上映となりました。

石川慶監督からのメッセージビデオでスタート

当日は、石川監督からのメッセージビデオからスタート。監督から『蜜蜂と遠雷』の制作のご苦労や、多くの映画賞を受賞した喜び、そしてロケの際に平田さんがみえて精神的に支えられたことなどがコメントされました。最後に地元豊橋の皆さんへのメッセージをいただき、『蜜蜂と遠雷』の上映がスタートしました。

映画上映後、短い休憩を挟んでいよいよ平田満さんの登場。最初のテーマは石川監督との出会い。映画『愚行録』の際に監督から長く丁寧な出演依頼の手紙を受け取ったことを明かしました。脚本を読み、監督の評価も聞き、出演を決断したとのこと。本人と初めて仕事をした印象は、理系の緻密さや論理性と、芸術的な情熱を兼ね備え、穏やかで真摯な青年とのことでした。

続いての話題は、先程上映したばかりの『蜜蜂と遠雷』へ。今回は大作でもあり、事務所を通じてのオファーだったとのこと。今回は出演を即決。セリフは少ないが重要な役回りで、苦労はしたが良い作品になったと笑顔を見せました。

中日新聞・平田満さん秘話語る（681KB）

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