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2/17まで開催・とよはしまちなかスロータウン映画祭20回の歩み展






豊橋市まちなか図書館/2F 応援コーナー「映画のない人生なんて」

会期:2022年1月29日(土)〜 2月17日(土)
会場:豊橋市まちなか図書館 3階アートスペース
主催:豊橋市まちなか図書館
共催:とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会

昨年11月に開館した豊橋まちなか図書館で開催中の当映画祭「20回の歩み展」。 展示内容は、歴代のポスター(こだわりの縦長デザイン)、パンフレット、チラシ、上映した映画のポスターを中心に、写真やゲストの記念サインなど、質、量とも盛りだくさん。大小パネル併せて50枚以上、展示資料総数およそ400点のボリュームで、これまでの映画祭の歩みを振り返ります。

2002年に閉館したまちなかの映画館、旧スカラ座と旧西武東宝の2館を会場にスタートした当映画祭。西武百貨店の撤退・取り壊しに伴い、翌年には旧スカラ座1館に。その旧スカラ座も2年後には閉鎖し、2005年以降は長らく名豊ビル(当時豊橋グランドホテル)を会場としてきました。 2017年の第15回以降は、駅前再開発に伴い閉鎖した名豊ビルから、穂の国とよはし芸術劇場に会場を移し、そして現在に至る、というのが会場の変遷であります。

特に11回を開催した名豊ビルにはスタッフ一同、強い思い入れがあります。 8Fにあった宴会場・蓬莱の間(後にコミュニティホール)に特設会場をしつらえ、フラットなフロアにおよそ200脚の椅子を設置。客席の後方中央に設置した映写機で35mmフィルム上映というスタイル。当時を知るお客様の中には、満員の観客とともに見た映画の記憶とともに、間近で映写機が回る音を懐かしく思い出す方もいるのではないでしょうか。 映画上映の他にも、スクリーンを前にトークショーや落語会、パントマイムの会を開いたり、催事スペースだった5Fフロアにステージを用意し、プロのミュージシャンを招いてライブを開いたり。映画を中心に様々なイベントを企画してきました。

そんな思い出の詰まった名豊ビルの跡地にできた建物・emCAMPUS内のまちなか図書館で「20回の歩み展」を開催できたことは、我々にとっても感慨深くあります。 人がごった返すロビーや、スクリーンを前に上映を待つ満員のお客様を写した写真の中には、あなたの姿が映っているかもしれません。 展示を眺めながら、「あの映画を見たな」「あのイベントに行ったな」と思い出し、楽しんでいただければ幸いです。そしてまだ映画祭に足を運んだことがない方には、現在開催中の映画祭にご興味を持っていただければ幸いです。

この展示は2月17日まで(最終日は午後3時まで)。「まちなか」とともに歩んだ当映画祭の20回分の歴史を、ぜひご覧下さい。

図書館2Fでは「映画のない人生なんて」と題して、まちなか図書館による「スロータウン映画祭応援企画」を同時開催。上映作品を含めた映画関連の書籍コーナーを設けていただいています。こちらは2月27日まで。併せてお楽しみ下さい。

とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会企画理事・山下将司








撮影:山下将司 他