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2/3(土) ピーター・バラカン トーク&DJイベント Vol. II , 映画のワンシーンになった僕らのgood music♪を開催しました!

普段ラジオでかけないものをかけましょう!

2017年に好評をいただいたバラカンさん企画。2018年も第2弾を開催しました。今回は前半と後半でテーマを決めての内容。一部は、現時点でバラカンさんイチ押しの音楽ということで、バラカンさん曰く「普段ラジオでかけないものをかけましょう」とのこと。

ちょっと渋いアメリカのグループ、ケイトブラザーズのファンキーなナンバーから始まり、イアン・デューリー&ブロックヘッズに続き、セネガルのアフロキューバン楽団、オーケストラ・バオバブをアナログ盤で。とにかく音がいい!イスラエルの楽団クオーター・トゥー・アフリカは、なんと「炭坑節」。これがまた渋いアレンジでカッコいいのです。その後もバラカンさんならではの選曲を楽しんだ後、最後は映画『Two Trains Runnin'』にちなみ、スキップ・ジェイムスのブルーズで一部は終了。


映画のワンシーンになった僕らのgood music♪

二部はせっかく映画祭なので、映画の中で使われた印象深いポピュラー音楽を、その映画の内容と合わせて紹介いただきました。聞き手として豊橋在住の音楽評論家、小川真一氏が登場。お二人で映画と音楽の関係について話に花が咲きます。

『イージー・ライダー』からはステッペンウルフの「ワイルドで行こう」、『再会の時』からはストーンズの「無情の世界」が重要なシーンで使われるというお話。その他ご紹介いただいたのは『ディーバ』、『ビッグ・リボウスキ』、『ウェインズ・ワールド』等々。中でも特に気に入ったのが『マイレージ、マイライフ』で使われたシャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスの大迫力の「ディス・ランド・イズ・ユア・ランド」!

個人的には『パリ、テキサス』のサントラ・レコードから、ライ・クーダーのスライド・ギターの音色には圧倒されました。最後は『羊たちの沈黙』から、トム・ペティの「アメリカン・ガール」をやはりアナログ盤で。お客さんは大喜び!

ピーター・バラカンさん、小川真一さん(音楽評論家)




今回はデジタル音源だけでなく、レコード盤もたくさんかけていただきました。第一無線さん提供のハイエンドな音響機器で、普段聞くことのできない高音質な音を楽しむことができ、アナログ盤の音の良さに感激しました。

とにかくバラカンさんのお人柄に感服した一日でした。休憩中もお客様とお話をされたり、終了後のサイン会でもお客様とのコミュニケーションを大切にしていただいたバラカンさんに心から御礼申し上げます。早速翌日のラジオ番組『バラカンビート』の冒頭で、「平和な一週間でした。昨日は出張DJで豊橋に行って楽しかったです」と仰っていただきました。これを聞いて一生バラカンさんについて行くと誓った自分でありました。
とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会副会長・山本光伸

山本光伸副会長


撮影協力:山下将司さん、満田康一さん