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民謡クルセイダーズ ライブ!〜民謡しなけりゃ意味ないね in Toyohashi〜 を開催しました。

開催日:2019年2月3日(日)18:00〜
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース





「相撲甚句」を唄うフレディ塚本さん

民謡クルセイダーズ ライブ(ヤマサちくわ様協賛 スロータウン映画祭主催) 満員御礼で無事終了しました。

「佐渡おけさ」から始まって「会津磐梯山」まで怒涛の12曲。アンコールの「炭坑節」はブーガルー・スタイルで気分はNY!喝采はまだまだ続き、最後はフレディ塚本さんソロの「相撲甚句」で締めくくりました。これがまたいいんです。ある人はこれを見た後、涙が込み上げてきたといいます。リズムはラテンでも民謡は民謡。日本のソウルミュージックなんだなあと実感しました。

あのような盛り上がりを見せるとは正直予想しておりませんでした。ただ思い返せば10数年前当映画祭で八重山民謡の偉大な唄者大工哲弘さんをお呼びしてライブをやった時、最後のカチャーシー大会で同じような盛り上がりを見せたことがあります。


実は豊橋(旧吉田宿)は幕末の大衆運動、ええじゃないか騒動の発祥の地とされていて、これはただ10年おきに起こる伊勢参りブームの少し規模が大きくなっただけのものとか、どさくさ紛れに革命を起こそうとした討幕派の策略だともいわれていますが、ふだんは地味でおとなしいのんびりした土地柄なのに意外と秘めたパワーを持っているのだなあと、大工さんのライブの時に感じたものです。

今回も同じことが起きたような気がします。写真ではわかりにくいですが、オーディエンスがうねっているのを見て、少し興奮しました。盛り上がりすぎてハラハラした時もありましたが、終わってみれば、どのお客さんも大満足でいい顔をして帰って行かれたと思います。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

ええじゃないか 民謡クルセイダーズ!

とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会副会長・山本光伸













撮影:山下将司