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3/3(土) 4(日) 来場者900人超の大盛況「しんしろまちなか映画祭2018」が開催されました!

新城文化会館ホールにて「しんしろまちなか映画祭2018」が開催されました。新城に存在した映画館で上映された映画ポスターなどをとよはしまちなかスロータウン映画祭から出展展示し、賑わいを盛り上げるお手伝いをさせていただきました。

しんしろまちなか映画祭実行委員長の森 正彦さまから開催のレポートを寄せていただきました。
映画上映やポスター展について当日の様子、お客様の反応などなどお楽しみください!

実行委員会・関係者全員集合

上映会場・新城文化会館ホール


開場前の行列

健康寿命を延ばそう!ターゲットは高齢者!

3月4日(日)「しんしろまちなか映画祭2018」が終了しました。 映画祭は、3月3日(土)「ローマの休日」「嵐を呼ぶ男」、4日(日)「シェーン」「あん」の4作を上映しました。また、付帯企画として「昭和懐かし映画ポスター展&新城まちなか写真展」を映画祭に先立ち、2月28日(水)から映画祭終了まで開催しました。

本映画祭は、新城市の平成29年度新城地域自治区予算事業の高齢者対策事業の一環として企画・運営されました。男性高齢者を主眼に、引きこもりを防止し、社会参加の機会を増加、健康寿命の延伸を目的とするものです。実行委員会メンバーも、老人クラブ2団体をメインに構成されています。

高齢者をターゲットにPR・チケット販売をし、「あん」は若い層の来場がありましたが、他作品は高齢者主体で、当初の目的は達成されたかと思います。まだ詳細な来場者分析はしていませんが、直感的に女性70%、平均年齢70才を少し上回ったあたりかと思われます。チケット販売枚数は、ローマ:240、嵐:170、シェーン:170、あん:350 計930とで、実来場者数は、販売枚数の約80%といったところです。



昭和懐かし映画ポスター展&新城まちなか写真展

ありがとう、また続けて!

上映作品は、「ローマの休日」と「あん」はオールラウンド的に人気のようでしたが、男性をターゲットとした「嵐を呼ぶ男」と「シェーン」の集客が弱く、本企画の趣旨とのマッチングで、 今後男性向け作品選定に悩むところです。

小生にもお客様からお声掛けをいただきましたが、映画祭については「ありがとう、また続けて」「おもしろかった」「50年ぶりにまた見た」といったお褒めのお言葉がほとんどでした。高齢者と映画の縁が長い間切れていて、他のエンタメに比較し存在感が薄れていることを感じさせました。企画次第で、映画祭への来場促進も可とも感じさせました。


昭和懐かし映画ポスター展&新城まちなか写真展

昭和懐かし映画ポスター展&新城まちなか写真展

企画展については、「よくとってあったね」などポスターの存在自体に驚きの声、「〜さんと子供の頃一緒に映画を見に行った」など思い出の掘り起し、奥三河郷土館で見つかった当時の映画チラシに記載された料金表示、上映スポンサーへの興味など、まちなか写真展では、「ここに写っているのは私です」「写真キャプションが違っている」など、写真についての驚きの情報が寄せられました。

皆さま異口同音に「なつかしい」「ありがとう、良く集めて見せて頂いた」のお言葉を頂きました。


昭和懐かし映画ポスター展&新城まちなか写真展

やって良かった!

終わってみての小生の感想です。

  • ※約1年前から準備を始め、トラブル・お小言もなく終了、お客様からお褒め・感謝の言葉を頂いて、やって良かったと本当にほっとしています。

  • ※小ホール400席のハードルが高く、チケット販売開始してから心配の連続でしたが、 何とか目標をクリアできました。実行委員会の皆さんありがとうございます。そして、何よりご来場の皆様に感謝します。

  • ※当初、映画祭運営のノウハウが全くなく、希望作品上映にかなり制約がある事も知り、驚きでした。上映作品選定の絞り込みに、一番苦労しました。


PDFにてご覧いただけます(PDF/1.6MB)

  • ※佐々木さん(とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会顧問・佐々木順一郎)には、献身的に参加して頂き感謝です。佐々木さんのサポートがなければ、 こんなにスムーズにはいかなかったと思います。また、実行委員会の皆さんも本当に頑張って頂きました。感謝です。

  • ※場内の照明が落ち、邪魔するものがなく映画と一つになって主人公と一緒に生きる、 という映画の魅力を再確認しました。お客様もそのことをお感じ頂き、お褒めの言葉につながったと思います。

さあ、次はどうしましょうか、楽しみです。

しんしろまちなか映画祭実行委員長・森 正彦